大坂なおみの母･大坂環の経歴や職業は?アメリカに住むきっかけは何?

大坂環さんの生い立ち

大坂環さんは北海道根室市で生まれました。

環さんの生まれた土地はとても保守的、お父様も厳格な方で、自分の考え通りに家族を動かさないと気が済まないタイプだったようです。

環さんが卒業旅行で行くはずだったハワイ旅行も「女性だけでハワイ旅行は危ない」と強制キャンセルされたそうです。

お父様も環さんを心配しての事だったんでしょうが、強制キャンセルはちょっと辛いですよね…昭和の頑固おやじって感じですね。

当時の環さんは「父親の束縛から逃れて自由になりたかった」と話されていました。

大坂環さんの夢

航空業界で働くこと。

本当はCAになりたかったという環さんですが、父親から「CAは乗客に何をされるかわからないから危険だ」と言われ、空港内で働く地上職のスタッフ・グランドスタッフを目指されていたようです。

そのため、高校・大学は英語科に通われていました。

ちなみに高校は「北星学園女子中学高等学校」、大学は「北星学園大学短期大学部」でずっと英語の勉強をされていました。

しかし航空業界で働く夢は叶わず、卒業後札幌の銀行に就職されました。

大坂環さんが英語が堪能なのは、航空業界を夢見て勉強されていたからのようですね。

大坂環さんと夫マックスさんの出会い

環さんとマックスさんの出会いは、環さんが札幌で銀行に勤められている時に、仕事後に出かけたお店で運命の出会いがあったようです。

ハイチ系アメリカ人のマックスさんは日本で英語の講師をされていました。

環さんとは英語が堪能だった事もあり意気投合されたようです。

航空業界で働く夢は叶わなかったですが、運命の人と出会えたので英語の勉強も無駄ではなかったですよね！

しかしマックスさんとの結婚は環さんの父親から反対され、駆け落ち同然に2人は大阪に引っ越しました。

その後、姉の「まり」さん、妹の「なおみ」さんが誕生します。

大坂なおみ一家がアメリカに住むようになったきっかけ

大阪で4人で生活をしていた大坂一家ですが、決して裕福な家庭ではありませんでした。

そんな時、17歳11か月で4大大会初優勝を達成したウィリアムズ姉妹の活躍を目にした父マックスさんは、自身の2人の娘をテニスプレイヤーにしたいと思うようになったそうなんです。

レジェンドになったビーナスとセリーナ姉妹。そして、その父。
90年代末、ウィリアムズ姉妹の全仏ダブルス優勝をTVで観たハイチ出身の大阪在住の男性レオナルド・フランソワ。彼の妻は日本人の大坂環。彼は娘まりとなおみに自己流でテニスを教え始めます。彼もまたテニス経験は一切ありませんでした。 pic.twitter.com/yBAhGznTQZ

— Dark Knight (@DarkKnight_jp) March 1, 2022