インコは鳥類の中でも飼いやすく人気のある種類なので、ペットとして飼っている方も多いのではないでしょうか?
また自分の愛鳥は「何歳まで生きれるのかな?」「インコが長生きするコツってある?」と気になる飼い主さんも多いはず。
ペットを飼うと必ずお別れがやってくる事は分かっているけど、できるだけ健康に長生きしてもらいたいですよね!
- インコの平均寿命
- 毎日の食事内容
- 長生きするためのコツ(健康管理)
これからインコを飼ってみようと思われる方、また現在インコを飼っている方もぜひ読んでみて下さい。
インコの平均寿命
犬や猫と比べて、インコは体が小さい割に意外と長生きだと思いませんか?
ペットで人気のセキセイインコの平均寿命とギネス最高年齢です。
セキセイインコの平均寿命 | ギネス最高年齢 |
10年前後 | 29歳 |
セキセイインコの平均寿命は10年前後ですが、最高年齢は29歳まで生きたセキセイインコもいるようです!
そう考えると毎日の食事や健康管理また飼育環境によって、寿命がかなり延ばせるかもしれないという事がわかりますよね。
平均寿命より20年近く長生きするなんてすごいね~!
毎日の生活って大事なんだね
またセキセイインコだと8歳から老鳥と呼ばれるようです。
老鳥になると今まで通りの飼育法ではなく、止まり木を低くしたり、保温をしっかりしたり年齢に合わせた飼育に変えなくてはいけません。
自分の愛鳥の年齢を把握するという事は、長生きさせる事にもつながりますね!
毎日の食事内容・インコってどんな餌を食べる?
インコの餌は、主食としてシードとペレットの2種類があります。
この主食以外に、副食として青菜やボレー粉といったものも必要です。
インコを初めて飼われる方はインコの餌がどんなものか分からないと思うので、詳しく書いていきますね。
まず、シードとは何か?ペレットとは何か?について見ていきましょう
シードとは
ヒエ、アワ、キビ、カナリーシード、ひまわりの種、ソバの実、などの種子で自然のエサに近いため、好んで食べるインコが多いです。
シードには、皮つきと皮むきがあるよ。
メリット | デメリット | |
皮つきシード | ・栄養価が高い ・皮をむくことでインコの ストレス解消になる | ・エサの残量が分かりにくい |
皮むきシード | ・エサの残量が分かりやすい ・そうじがしやすい | ・栄養価が低い ・皮をむく楽しみがない |
それぞれにメリット・デメリットがありますが、インコにとって栄養価が高く、ストレス発散になる皮つきシードをおすすめします!
餌の皮をむく事はインコにとってストレス発散になります
また小型インコ用、中型インコ用などに分かれているので愛鳥に合ったものを選んで下さい。
コザクラインコは、体は小さいけど中型インコになるよ
わが家の餌はこちらのプロショップ専用maniaシリーズをもう何年も食べていますね。
通常タイプのものから、カロリーの高いひまわりの種とサフラワーが抜いてある低脂肪タイプです。
わが家のコザクラインコは、高カロリーの餌ばかり食べてしまうので低脂肪タイプに変えました
野菜やフルーツ、ボレー粉も入っているので栄養満点ですね。
餌は単品でも売っていますが、いろいろなシードが入った混合シードの方が栄養バランスも考えられているのでいいかと思います。
ぜひ愛鳥に合わせて選んでみて下さい!
また皮むきシードは、ヒナやくちばしに異常があって、自分で皮をむけないインコに与えるようにして下さいね
ペレットとは
インコのために作られた完全栄養食です。
ペレットと水だけで大丈夫!というくらい栄養的にとても優れているフードなので、愛鳥にはぜひペレットを食べてほしいですが、味が淡泊な為か食べてくれないインコが多いようです。
実際うちのコザクラインコたちも、ペレットはほとんど食べてくれません。
色々と食べてくれるように工夫しましたがシードの方がいいみたいです。現在はシードにペレットを混ぜて与えています。
動物病院で出される処方食はペレットが多いらしいので、将来的に考えてもペレットに慣らしておく事はよさそうですね。
これからインコを飼われる方でペレットを食べさせたい方は、まずはペレットから与えてみて下さい。
主食以外に副食も必要
健康で過ごすためには主食以外にも副食が必要です。シード、ペレットの他にボレー粉や青菜を与えて下さい。
おすすめは小松菜、チンゲン菜、豆苗!
特に豆苗はおいしいよね~
うちのコザクラインコも豆苗は大好きです。あとブロッコリーも食べますよ。
ケージの中に入れるとおもちゃにして遊んでしまうので、野菜類は放鳥時にいつでも食べれるようにしています。
ボレー粉は牡蠣の貝殻なので、カルシウムとミネラルが含まれています。
毎日シードに混ぜて与えています。
またボレー粉の他に、液体サプリメント「カルビタバード」を与えています。
普段の飲み水に2・3滴入れるだけで、お手軽にビタミンとカルシウムが補えますよ。
特にメスインコの産卵中は毎日与えてます。
長生きさせるコツとは
インコが健康で長生きするためには毎日の健康観察・愛鳥とのスキンシップは欠かせませんが、「日光浴」をさせることも長生きのコツになります。
ビタミンD3はカルシウムを体内に吸収する役割をもっているそうですが、インコは食餌からビタミンD3を摂取することができません。
インコは紫外線に当たり体内でビタミンD3をつくるそうです
なのでビタミンD3が不十分だとカルシウムを体内に吸収できず、カルシウム欠乏症になります。
特にメスのインコは卵を産むのでカルシウムはすごく大切だよね!
暖かい季節だとベランダにケージを出して日光浴をさせているのですが、冬場の寒い日は窓辺の日当たりのいい所で日光浴をさせていました。
ところが窓ガラスごしでは紫外線がカットされるらしいです。
窓ガラスごしの日光浴は意味がないようです!
ちなみに、窓を開けて網戸ごしならいいそうだよ
ただそうは言っても、冬は寒いし外に出すとインコも体調を崩してしまいそうですよね。
そこで色々調べたところ、UVライト(紫外線ライト)を使っても大丈夫だそうです。
UVライトの照射は日光浴と同じくらい効果があるそうですよ!
これだと仕事などで忙しい飼い主さんや、冬場の寒い日などでもUVライトをケージの上に置いて光を当ててあげれば大丈夫だね
まとめ
ペットを飼っているとずっと元気で長生きしてほしい!と思うのはみなさん同じですよね。
その為には、毎日の食事内容と健康管理をしてあげることが大切になってきます。
インコの中には平均寿命よりも20年近く長生きしたインコが、ギネス最高齢として登録されています。その事からもインコは食事や健康管理、飼育環境によっても寿命がちがってくる事が分かりますね。
また日光浴は、ビタミンD3を生成するのに重要になりますので、毎日数十分でいいので日光浴をさせてあげて下さい。
日光浴が難しい方はUVライトを活用してみて下さい。
大切な愛鳥と少しでも長く一緒に暮らせるように、楽しみながら毎日のお世話ができるといいですね!
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