大阪天王寺出身のシンガーソングライターのきゃないさん。
路上ライブで人気に火が付き、最近では「CDTV」や「ポップUP!」にも出演し人気急上昇中ですね。
そんなきゃないさんの『バニラ』がスピッツの「空も飛べるはず」に似ている?とのウワサがあるようです。
また『バニラ』は幸せなラブソングですが、裏設定に「主人公の自殺を歌っているストーリーがある」と、きゃないさんが解説しています。
それでは早速、きゃないさんの『バニラ』について気になる点を検証していきたいと思います。
きゃないの『バニラ』はスピッツに似てる?
路上ライブを中心に活動をしているシンガーソングライターのきゃないさんですが、最近ではTV出演などもありご存知の方も多いですよね。
そんなきゃないさんの『バニラ』という楽曲がスピッツの「空も飛べるはず」に似てる?パクリ?とウワサになっているようです。
きゃないのバニラ、、、
— ありぺい (@ariiipeiii) May 20, 2022
めっちゃスピッツのパクリ感半端ないけど
大丈夫そ???
聞いててゾワゾワしたんだが😦
きゃないのバニラ、スピッツにしか聞こえん。
— =なべちゃん≠ (@equal_nabe99) May 20, 2022
きゃないのバニラ好きなんだが
— チヒ (@CHI_HIGH_LOW) May 19, 2022
頑張ってもスピッツの空も飛べるはずに聞こえる。
きゃないの歌がスピッツっぽいと聞いたので、歌聞いてみた。
— runpen (@rumi99346840) May 18, 2022
声とか曲調が少し??って感じかな?
スピッツの歌は美しい絵のような歌詞だといつも感じるけど、こちらは普通のいい感じな歌詞。
全く似てるとは思わなかった。
それぞれ心に響く人がいるし、いいんじゃないかな。
「スピッツにしか聞こえない」という声が多かったですが、中には声や曲調は少し似てるけど「全くスピッツに似てない」という声もありました。
私は『バニラ』を初めて聞いた時なんとなく懐かしい感じがしました。
言われてみれば曲調はスピッツに似てるかなとも思いましたが、パクリとまでは思いませんでした。
そこで、スピッツに似てる?パクリ?と言われるのはなぜかを検証してみました。
まずはきゃないさんがどんな人物なのかをみてみましょう。
「きゃない」とは、どんな人?
大阪天王寺出身のきゃないさん。1996年8月2日生まれ、2022年の誕生日で26歳になりますね。
2019年からソロシンガーとして活動、そこから1年間は地元天王寺で路上ライブを毎日継続。
そして2020年に上京し路上ライブの拠点を東京・神奈川に移転しました。
2021年3月にオリジナル曲「イヌ」の路上ライブ動画が人気となり、定期的に開催していた路上ライブには毎回100名以上の観客が集まるようになったそうです。
そしてきゃないさんは現在は、あいみょんさんと同じ「エンズエンターテイメント」に所属されています。
きゃないさんのオフィシャルサイトのプロフィールを紹介します。
本音に気付かされる、人間のうたを路上から放つシンガーソングライター
日常の中で、誰しも一度は経験したことのある出来事や人には言えない本音を、ハッとさせられる言葉で表現し、心を抉られるような後味を感じさせる独特な歌詞を90年代のJPOPを彷彿とさせる聴きやすいメロディーにのせ、芯のある歌声で歌い上げる大阪天王寺出身のシンガーソングライター。
引用元:きゃないオフィシャルサイト
またきゃないさんの影響を受けたアーティストには
- Mr.Children
- スピッツ
- BUMP OF CHICKEN
- GLAY
- クリープハイプ
と記載がありました。
ミスチルやスピッツと言えば90年代を代表するアーティストですよね。
きゃないさんはミスチルやスピッツが好きという事もあり、90年代の音楽に影響を受けているとも言えますね。
ですので、『バニラ』の曲調がスピッツに似ているのは、ミスチルやスピッツをオマージュしている部分もあると考えるのが良いのではないでしょうか。
きゃない『バニラ』の歌詞の意味と裏設定とは?
きゃないさんがTV番組に出演された時に
「基本的に僕の書く歌詞はすべて実体験」
「歌詞を当たり障りのない言葉にしたくない」
と話されていました。
またとあるインタビュー記事のコメントには
僕の一番の推しポイントは歌詞です。
絶対に共感させます。
歌詞の中に薄っぺらい日常ではなく、すごくリアルな歌詞を書いているので、メロディというよりかは、歌詞一つ一つに注目して欲しいです。
引用元:muevo pick up
歌詞を薄っぺらなものにしたくない、という強い思いがきゃないさんの楽曲には込められているようですね!
『バニラ』の歌詞の意味については、きゃないさん本人が語っている動画を見つけました!
要約すると
『バニラ』に出てくる彼女は死んでいる。
天国にいる彼女に自分も自殺をして会いに行く。
自殺も幸福論の1つではないか?
という事のようです。
「彼女が死んだ設定でなくてもよかったけど、死んだ設定の方が人の愛情が浮かびあがるのではないか?」ときゃないさんは思ったようです。
『バニラ』の裏設定である、「主人公の自殺を歌っているストーリー」というのは
「居心地の良い嘘だらけの世界に 笑ってサヨナラを言えたらいいな」
という部分ですね。
「居心地の良い嘘だらけの世界」 → 現実の世界(彼女のいない世界でも幸せは実在する虚しさ・悲しさ)
「笑ってサヨナラを言えたらいいな」 → 彼女以外の幸せはいらないと胸を張って言える時、笑ってこの現実から飛び立てたらいいな
バニラは「誰よりもこの人だけを愛してる」というラブソングだと語られています。
…すごく深いですね。曲の背景を知ってから『バニラ』を聴くと、さらにぐっとくる深いものがありますよね。
きゃないさんの『バニラ』がスピッツに似てる?パクリ?というウワサもありましたが、上記のような事からきゃないさんの思いが詰まった『バニラ』は完全にオリジナル曲という事が言えるのではないでしょうか。
まとめ
今回は人気急上昇中のきゃないさんについて、「きゃないの【バニラ】はスピッツに似てる?歌詞の意味や裏設定とは?」を検証していきました。
『バニラ』の曲調がスピッツの「空も飛べるはず」に似ているのは、きゃないさんが尊敬するスピッツに影響を受けている、オマージュとも考えられますね。
またきゃないさんの楽曲に対する考え方から、歌詞にはきゃないさんの思いが詰め込まれていて完全にオリジナルと考えていいのではないでしょうか。
10代~20代を中心に大人気のきゃないさんですが、どこか懐かしさを感じるきゃないさんの楽曲は30代~40代と幅広い世代にも人気が出そうですね!
これからの活躍が楽しみです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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