紀平凱成は自閉症の天才ピアニスト!プロフィールや経歴のまとめ

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紀平凱成(きひらかいる)さんは2001年生まれの21歳(2023年3月現在)、17歳でピアニストとしてデビューを果たしています。

2歳の頃に自閉症と診断された紀平凱成さんですが、絶対音感があり一度聴いた曲はすぐに演奏する事ができます。

そこで本記事では、類いまれな才能を持った天才ピアニスト紀平凱成さんのプロフィールや経歴をまとめていきたいと思います。

それでは早速見ていきましょう。

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紀平凱成は自閉症の天才ピアニスト

紀平凱成(きひらかいる)さんは2001年4月2日、福岡県福岡市で生まれました。

家族構成は、父・母・(凱成)の3人家族です。

凱成(かいる)という名前は珍しいですね。

名前の由来は、イルカのように自由で、人を幸せにできる子に育ってほしいという願いから付けられたようです。

現在はピアニストとして活動をされている紀平凱成さんですが、3歳を間近に控えた2歳の頃に「自閉症」と診断されました。

自閉症とは、対人関係が苦手・強いこだわりといった特徴をもつ発達障害の一つです。

幼少期の紀平凱成さんについては、母親の由紀子さんがインタビューで下記のように話されていました。

凱成はとてもおとなしい赤ちゃんで、おなかがすいたときや眠いとき以外、激しく泣くこともありませんでした。

よく笑い朗らかで、手がかからないと思っていたくらい。

ただ、6カ月を過ぎてもおすわりをせず、母子健康手帳の成長目安に比べて成長が遅れているのかなと思うことはありました。

引用元:たまひよ

2歳前くらいから走り回り目が離せなくなって、二語文なども話せず言葉の遅れも気になっていたようです。

2歳4ヶ月の頃から自治体の検診で「自閉症の傾向がある」と言われ療育を始められたそうですが、正式に「自閉スペクトラム症」と医師に診断されたのは3歳になってからでした。

紀平凱成さんが音楽に興味を持つようになったのは、両親の影響からでした。

凱成さんの両親は音楽好きで、家にはドラムギター電子オルガンエレクトーンなどの楽器がありました。

なので凱成さんは赤ちゃんの頃から楽器をおもちゃにして遊ぶなど、身近に音楽がある環境で育ったようです。

そんな凱成さんに音楽の才能が開花したのは2歳を過ぎた頃、アニメのテーマソングを聴いて、電子オルガンでその通りに弾いたそうです。

また母親が弾いていたエレクトーンにも興味を示し、家にあった本を見て勝手に勉強を始めるようになったそうなんです!

耳と目で音の仕組みを覚え、5歳の時には一度聴いただけの曲を楽譜を見ずに完璧に弾く事ができ8歳の時には父親とセッションができる程になったようです。

ちなみに凱成さんの父親はバンドでドラムをされていました。

下記は凱成さんの父親の動画です。(3:45~)

紀平凱成さんは小学1年生の時には「ピアノを弾く人になりたい」と夢を持っていたようです。

小学1年生で夢があるって凄いですよね。

その後、凱成さんは聴覚過敏視覚過敏がひどくなり、ピアノもイヤマフをつけて苦しみながら弾くようになるなど、とてもつらい状態が続いた時期があったようですが、本人は一度もやめたいと言わずピアノを続けてきました。

両親もそんな凱成さんを懸命にサポートされてきました。

過敏症を克服するため、凱成さんは自ら外出を重ね努力をされた結果、

16歳でイギリスの音楽学校の名門「トリニティ・カレッジ・ロンドン」の上級認定試験合格と同時に奨励賞を受賞、17歳でトリニティ・カレッジ・ロンドンの大学卒業資格を取得されています。

そして2019年4月にピアニストとしてデビューを果たします。

紀平凱成のプロフィール

名前紀平 凱成(きひら かいる)
生年月日2001年4月2日
年齢21歳(2023年3月現在)
出身地福岡県福岡市
職業ジャズピアニスト

紀平凱成の経歴

  • 2001年4月
  • 2004年頃
    (2歳~3歳)
    自閉症」と診断
  • 2008年~
    (7歳~)

    ・小学1年生の時から将来の夢は「ピアニスト
    ・ロックやクラシック、ジャズ、ワールドミュージックなど様々な音楽に夢中になる
    楽器で遊ぶ内に自然と音楽理論を習得
    作曲もするようになる
    鍵盤に触れずに白紙に一気に音符を並べる独特のスタイルで、数千の曲を書きためる

  • 2015年
    (14歳)

    ・東京大学と日本財団が進める「異才発掘プロジェクト」第1期ホーム・スカラーに選出される
    ・全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会審査委員賞受賞
    ・日本クラシック音楽コンクール全国大会入賞

  • 2017年
    (16歳)

    ・イギリス「トリニティ・カレッジ・ロンドン」の上級認定試験に合格
    ・奨励賞を受賞

  • 2018年
    (17歳)
    ピアニストとしてデビュー

    ・「トリニティ・カレッジ・ロンドン」の卒業資格を取得

  • 2019年
    (18歳)
    アルバム「Miracle」を発売
  • 2020年
    (19歳)

    ・服部真二財団音楽賞受賞
    ・東京パラリンピックの開会式で使われた楽曲のピアノ演奏を担当

  • 2021年
    (20歳)
    フルアルバム「FLYING」を発売

    ・24時間テレビでチャリティーソング「歌を歌おう」でピアノを演奏

以上、紀平凱成さんのこれまでの経歴を紹介していきました。

様々な困難を乗り越えて頑張って来られた紀平凱成さんは、現在ではオリジナル曲で単独コンサートも開催されています。

「天才ピアニスト紀平凱成」のこれからの活躍も楽しみですね。

まとめ

今回の記事では「紀平凱成は自閉症の天才ピアニスト!プロフィールや経歴のまとめ」と題して、ピアニストとして活躍中の紀平凱成(きひらかいる)さんについての経歴などを詳しく紹介していきました。

紀平凱成さんは2歳の頃に「自閉症」と診断されていますが、凱成さんには絶対音感があり一度聴いた曲を再現する事が出来る、類いまれな才能の持ち主なんです。

そして紀平凱成さんの両親は音楽好きで、父親はドラム経験者、母親もシンガーソングライターを目指されていた事もあり、凱成さんは赤ちゃんの頃から音楽が身近にある環境で育ちました。

小学1年生の時から将来の夢はピアニストになる事でした。

その後夢を叶えるために努力を重ねられてきた凱成さんは、17歳で音楽の名門校「トリニティ・カレッジ・ロンドン」の大学卒業資格を取得され、ピアニストとしてデビューを果たします。

現在もピアニストとして活動中の紀平凱成さん、今後の活躍も注目していきたいですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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