フィギュアスケート「羽生結弦」さんが現役を引退される事を発表されました。
会見前から複数のメディア、海外のメディアからも「引退か!?」と報道されている事から、羽生さんの人気が伺えますね！
羽生さんは「引退」という言葉があまり好きではないという事で、「これからはプロのアスリートとしてもっと高みを目指して頑張りたい」と仰っていました。
【羽生結弦】引退後はプロのアスリートに転向
羽生結弦さんは2014年ソチ、2018年平昌で金メダル、2022年北京で4回転半ジャンプ(クワッドアクセル)の挑戦と数々の実績を残されましたね。
そんな羽生結弦さんが2022年7月19日の記者会見で、現役からプロのアスリートへの転向を表明されました。
【 #羽生結弦 選手 記者会見 】
— Quadruple Axel 編集部 (@AxelQuadruple) July 19, 2022
「そして、これからも羽生結弦らしく、全力でスケートをやっていきますし、全力でこれからも取り組み続け、全力で結果を求めていきたいなって思っています。
どうか、これからも応援してやってください」
Photo by Joe Kobashi https://t.co/YnByTQd3Cr pic.twitter.com/ZqmvB7oRLe
プロ転向を決意したのは北京五輪が終わってからだそうです。
- 「平昌が終わってからプロとしてスタートと思っていたけど、4回転半にこだわり続けた結果ここまで来てしまった」
- 「結果は取れたので、競技会での評価はもう求めていない。自分がこれからやりたい事は競技会じゃなくても出来る」
と話されていました。
今後は
- 「もっといろんな方法で自分のスケートを見てもらいたい」
- 「フィギュアスケートを見たことがない方にも見てもらえるショーをしたい」
とも話されていたので、今後の活動が楽しみですよね！
具体的にはまだ言えないみたいですが、今後羽生さんに会える機会が増えそうですね！
フィギュアスケートの現役とプロの違いとは
羽生結弦さんは今後プロに転向されるという事ですが、フィギュアスケートでの現役とプロの違いとは何でしょうか？
気になったので調べてみました。
オリンピックなど公式の試合に出場するトップクラスの選手の事
現役選手＝アマチュア選手
選手を引退して試合に出ずにアイスショーなどに出演するスケーターの事
一般的にはプロと言えば第一線で活躍するトップアスリートの事で、アマチュアと言えば職業としてではなく趣味として行っている人というイメージですよね。
フィギュアの場合のプロとは、現役を引退した人の事のようです。
また現役引退とはスケート連盟から選手登録を抹消して公式試合に出場しなくなる事だそうです。
現役とプロの収入の差は？
現役選手の収入は大会に出場した時の賞金ですが、いったいいくらくらいなのか調査しました。
主な大会の賞金は下記の通りです。
| 1位 | 2位 | 3位 | |
| 世界選手権 | 500万 | 300万 | 200万 |
| ヨーロッパ選手権 | 230万 | 140万 | 100万 |
| ４大陸選手権 | 160万 | 120万 | 80万 |
| グランプリファイナル | 270万 | 240万 | 170万 |
| グランプリシリーズ | 200万 | 180万 | 120万 |
他のスポーツと比べてフィギュアの金額は少ない気がしますね…。
元フィギュアスケーターの織田信成さんは「賞金だけだと優勝しても赤字になる」とも話されていました。
フィギュアスケートの出費には
- スケート靴
- コーチ代
- 衣装代
- 振付代
- スケートリンク代
- 遠征費
- 楽曲の費用
など年間150万程度、オリンピックに出場できる選手となると年間2,000万ほどかかるそうです…。
羽生結弦さんや浅田真央さんのようなトップクラスの選手はCMやメディア出演などの収入、スポンサーが付いていますが、一般のフギュアスケートの選手はスポンサーを探して企業へのあいさつ周りなどをされているそうです。
スポンサーが付く選手はごく一部のようですね。
一方プロになると競技会には出れないので、優勝賞金はありません。
プロスケーターの収入は
- アイスショーに出る
- アイスショーのプロデューサー
- 解説やコメンテーター
- 振付師
- コーチ
- 講演会
- タレント
などがあります。
安藤美姫さんも仰ってましたが、プロの収入はその人によるので、現役とプロどちらが儲かるかはその人次第という事のようです。
羽生結弦さんに関しては現役時代からCMや写真集・グッズ・DVDなどの収入がありますのでプロに転向しても変わらないのではないかと思います。
これから何をするかによっては、現役時代よりかなり収入が増えそうですよね！
オリンピックの賞金はある？
上記では主な大会の賞金を紹介しましたが、オリンピックの賞金はあるのでしょうか？
こちらも気になって調べたところ、オリンピックではメダルを獲得した選手に報奨金が支給されるようです。
- JOC(日本オリンピック委員会)
- 日本スケート連盟(所属する競技団体)
上記の２つの組織から報奨金が支給されます。
JOC ：金500万、銀200万、銅100万
日本スケート連盟：金500万、銀200万、銅100万
上記の金額がもらえるそうなので、羽生さんは金メダルを取ったソチ、平昌ではそれぞれ1,000万円という事になりますね。
また２.の各競技団体からの報奨金には差があり、
- 「日本卓球協会」金メダル1,000万円
- 「日本体操協会」金メダル50万円
- 「日本バスケットボール協会」金メダル500万円
- 「日本水泳連盟」報奨金なし
- 「全日本柔道連盟」報奨金なし
と競技団体によっては「なし」という所も多くあるようです。
羽生結弦の気になる年収は？
一般的にフィギュアスケーターの年収は1,000万円～3,000万円と言われています。
フィギュアスケートの収入源としては上記でも説明しましたが
- 各大会の賞金
- スポンサー契約料
- アイスショー出演
- CM・メディア出演料
- グッズなどの収入
があります。
スポンサーの契約料ですが、羽生結玄さんは1スポンサー3,000万円と言われています。
羽生さんは味の素・バスクリン・コーセー・CITIZENなど他9社と契約をされているようなので
3,000×９＝2億7,000万円
また2013年から契約を結んでいるANAとの契約金が5,000万円と言われています。
これだけでも3億2,000万円になる事が分かります！
羽生さんにはさらに
CMの出演料：CM1本約7,000万×5本＝3億5,000万円
アイスショーの出演：金メダリスト1公演200～300万円
その他グッズ・写真集・DVD・メディア出演の収入もありますので、ざっくり計算しても7億円は超えていますね！
総額は7億円ですが税金の関係などから全額が羽生さんに入るわけではないので、年収は推定4億円くらいではないかと思われます。
また現役選手だと大会の賞金やスポンサー料の10％を、日本スケート連盟に収める必要があるようです。
しかし、プロに転向となると日本スケート連盟には収める必要がなくなるので、やはり現役時代より収入はUPしそうですね。
まとめ
今回の記事では、現役選手からプロのアスリートに転向される事を表明された「羽生結弦」さんについて、年収などをまとめていきました。
羽生さんはプロに転向しても「4回転半にチャレンジしたい」「もっといろんな方法でスケートを見てもらえるようにしたい」と話されていたので、今後の活躍が楽しみですね！
また羽生結玄さんの年収に関しては現役時代は推定4億円と推定されますが、今後はさらに収入がUPする事が予測されます。
羽生結玄さんのこれからも期待していきたいです！
最後までご覧いただきありがとうございました。
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