Awich(エイウィッチ)さんは日本の女性歌手でラッパー、そして起業家でもあります。
19歳で渡米し結婚・出産するも、旦那とは死別。
その後日本に帰国し本格的な音楽活動を再開しました。
これまでに壮絶な人生を歩んできたAwichさんの旦那や子供、両親はどんな人なのか、Awichさんの生い立ちについて詳しく紹介していきます。
Awich(エイウィッチ)ってどんな人?
日本のヒップホップ業界で注目を集めている女性ラッパーのAwich(エイウィッチ)さん。
Awichさんは音楽活動だけでなく、実は企業やアーティストのブランディングを手掛ける起業家としても活躍されています。
Awich(エイウィッチ)さんは、かっこよくて個性的な雰囲気がCoccoさんやUAさんに似ていますね。
ちなみにAwichさんが小学生の時に憧れていたのはCoccoさんだそうですよ。
中学3年生以降は、シンガーだと
- Lauryn Hill(ローリンヒル)
アメリカの女性R&B歌手、ラッパー、女優 - Erykah Badu(エリカ・バドゥ)
ヒップホップやR&Bにジャズを融合させたスタイル、ネオ・ソウル - Sade(シャーデー)
イギリスのバンド、ジャズとアダルト・コンテンポラリー・ミュージックをミックスしたサウンド
に憧れていたようです。
「Awich」の名前の由来は本名の漢字「亜希子」を直訳して、「亜=亜細亜=Asia」「希=希望=Wish」「子=Child」をギュっとしたのがAwich(エイウィッチ)なんだそうです。
またAwichさんは起業家としても活動の場を広げています。
故郷・沖縄の役に立とうとマーケティング会社「CIPHER CITY(サイファーシティ)」を設立。
映像や番組の制作、舞台演出、ファッションイベント企画など幅広く手掛られています。
Awich(エイウィッチ)の旦那
Awich(エイウィッチ)さんの旦那さんはアフリカ系アメリカ人の男性です。
Awichさんが19歳の時ビジネスを学ぶためアメリカのアトランタに渡った時に知り合い、結婚されました。
タトゥーのデザインの話で意気投合されたみたいですよ。
またAwichさんの方が旦那に惚れ込んだようで「彼がとても厳しい人だったのでそれからはクラブには行かず、学校と彼一筋みたいな生活でした」とコメントされていました。
旦那さんは14歳年上だったようです。
そして、2008年に結婚し長女を出産。
その3年後にAwichさんは大学を卒業し、家族で日本に戻り暮らすことを決めていた矢先、旦那とは死別してしまいました…。
Awichさんは旦那との事をこう語られています。
「夫は米国のストリート育ちで文化も価値観も違う。次第に関係がギクシャクしてきてけんかも絶えなかった」
「卒業後、日本で家族生活をやり直そうと就職先を決めた矢先、夫が事件に巻き込まれて亡くなった」
引用元:https://fun.okinawatimes.co.jp/columns/life/detail/3929
Awichさんの旦那さんは実は麻薬密売人だったようで、Awichさんが妊娠中に逮捕された事もあったようです。
衝撃的な事実ですね…しかもAwichさんもその事は知らなかったそうです。
旦那さんは命を狙われる事もあったようで、結果事件に巻き込まれ銃殺されたそうです…。
Awichさんはとにかくショックで、精神的にも追い込まれて日々不安定な状態が続いたと話されています。
その後、どん底から抜け出すきっかけになったのは、歌への想いだったそうです。
「書きためた詞がたくさんあったので、それを歌いたい、人に伝えたいと思ったんです。死にたいと思っていましたが、死んでもいいって思うなら歌を死ぬ気でやってみようって」
引用元:ORICON MUSIC
旦那はいつも、けんかをした時ですら『歌うことを続けて』と言ってくれていたようなので、その言葉もAwichさんの励みになったようです。
上記の動画は旦那さんと長女の幼い頃です。
旦那さんも娘を愛されていて、娘もお父さんが大好きという事が伝わってきますね。
Awich(エイウィッチ)の子供
Awichさんの子供は、トヨミ・ジャミラ(鳴響美)さんと言います。
2008年生まれなので、2022年現在は14歳になります。
中学2年生の歳ですね。
ダンスや歌などのアーティスト活動もされていて、Awichさんのライブなどにも出演されたりしています。
お互いのInstagramにも親子一緒の写真がよく投稿されていて、仲が良いことが伺えます。
Awich(エイウィッチ)の両親
Awichさんのご両親の写真が娘、トヨミ・ジャミラさんのInstagramに投稿されていました。
Awichさんは父親似でしょうか?鼻と口がよく似ている気がします…。
家族仲良しな感じが微笑ましいですね!
またAwichさんの旦那が亡くなられた後、絶望していたAwichさんを救うきっかけとなったもう一つの出来事は父親の言葉だったそうです。
Awichさんが2年間くらいふさぎ込んでいた時に『沖縄の人はみんな大切な仲間や家族を失っているけど、前を向いて生きてきたんだぞ』と。
その言葉を聞いて目が覚めたそうです…。
Awich(エイウィッチ)の生い立ち
- 1995年~
(9歳~)小学生時代・小学4年生から米軍基地内の英会話教室に通いつつ、海外のヒップホップから生きた英語を学んだ
・9歳の頃からその日あったことを日記や詩のような形で書き留めていた
・テレビ番組「ポンキッキーズ」に出演していたスチャダラパーのBOSEをきっかけにヒップホップを知ることになる
・これがきっかけでヒップホップの事を調べるようになる - 1999年~2001年
(13歳~15歳)中学生時代・13歳~14歳の頃、2パック(アメリカのヒップホップMC・俳優)の『All Eyez On Me』を聴きラップの魅力に目覚めた
・それから2パックの言っていることが気になって、歌詞やインタビューでの発言を書き写したノートを作成していた - 2002年~2004年
(16歳~18歳)高校生時代・高校は昭和薬科大学附属高等学校へ進学
・在学中にアメリカ・ミズーリ州へ留学
・17歳でクラブのラップバトルに参加
・高校卒業後はビジネスを学ぶ為、アトランタに渡る - 2005年~2008年
(19歳~22歳)デビュー・大学時代(アメリカ・アトランタ)・2006年、シングル『Inner Research』でデビュー
・2006年5月、 ジョージア州大学入学(アトランタ)
・2007年、サザンラップ隆盛のアトランタにて1st アルバム『Asia Wish Child』をリリース。
・2008年、アメリカ人男性と結婚・長女出産 - 2009年~2012年
(23歳~26歳)大学時代(アメリカ・インディアナポリス)・結婚後、旦那の母親が住むインディアナポリスに引っ越す
・そして、さらに起業学とマーケティング学を学ぶため、インディアナポリス大学へ入学
・2011年、起業学とマーケティング学の学士号を取得しインディアナポリス大学を卒業
・家族で日本に戻り暮らすことを決めていた矢先、夫と死別 - 2012年~
(26歳~)日本へ帰国・娘と共に沖縄に帰郷
・旦那と死別後、ショックで不安定な日々が続いた
・永遠に続く自問自答の末、本当に生きることを見出し、本格的な音楽活動を再開する事に - 2017年~
(31歳~)音楽活動を本格的に再開・ヒップホップクルーのYENTOWN(イエンタウン)に所属する
・2017年8月、アルバム『8』をリリース(Chaki Zulu・ちゃきずーるー)全面プロデュース
・2018年9月、『BEAT』『HEART』を配信リリース
・自身初となるワンマンライブツアーを全国5都市で行った
・2019年、88rising×RedBullのドキュメンタリー「ASIA RISING」に出演 - 2020年~
(34歳~)メジャーデビュー・映画初出演・2020年1月、に3rd アルバム『孔雀』をリリース
・2020年7月、ユニバーサルミュージックより『Shook Shook』を配信しメジャーデビューを果たす
・2022年3月4日公開の映画『永遠の1分。』で主題歌「One Day」およびヒロイン麗子役を担当し、劇映画初出演となる
・2022年11月、anan AWARD 2022 メッセージ部門を受賞
・映画『彼方の閃光』に出演
以上がAwichさんの生い立ちでした。
渡米されてからとても悲しい出来事がありましたが、痛みを知っているからこそAwichさんの音楽には力強くエネルギーがあふれていて、言葉(歌詞)は本当に胸に染みるものがありますね。
これからもかっこいいAwichさんの活躍が楽しみです。
まとめ
今回の記事では「Awich(エイウィッチ)の旦那や子供・両親などこれまでの生い立ちを紹介!」と題して、ラッパーのAwich(エイウィッチ)さんについての生い立ちを詳しく見ていきました。
Awich(エイウィッチ)さんは14歳の頃に2パックと出会いラップに目覚めました。
高校卒業後はビジネスを学ぶためにアメリカに渡ります。
その時にアフリカ系アメリカ人の旦那と出会い結婚・出産しますが、長女出産から3年後に旦那が事件に巻き込まれ銃殺されてしまいます。
日本に帰る矢先の出来事だっただけに、Awichさんはとてもショックを受けなかなか立ち直る事が出来ませんでしたが、旦那が生前に言っていた言葉だったり自身の父親の言葉に励まされ、生きる意味を見出し本格的に音楽活動を再開されました。
その後はメジャーデビューを果たすなど、様々な活躍を遂げています。
今後のAwichさんの活躍も見守りたいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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